『残菊物語』香りをまとう
『残菊物語』
1939年 溝口健二監督作品

物語は、東京で人気の歌舞伎の若旦那が乳母の娘に恋をし、約束された地位を捨て、大坂や地方を点々とし、貧乏暮らしをしながら修行をつんでいく。
ようやく機会を得て復帰をえることができるが長年陰ながら応援してくれた妻は病気になり・・・。
冒頭でふたりが親密になるシーン、一族皆が花火にいっている間、自宅に残り台所で若旦那がわざわざ西瓜を切ってあげる場面がこころに残ります。

ハンカチのシーン:
親方と揃って、大事な会合に行く準備をしているシーン。若旦那は着物、親方は大勢の若い衆に手伝いをさせて燕尾服で身支度を整える。
若い衆は親方の周りを取り囲み、鏡をもって親方が見やすいように構える者、必要なものを手渡す者。
親方の後ろには、奥さんが構えていて必要なものを用意して、若い衆に手渡していく。奥さんはハンカチに香水をふきかけ、若い衆に手渡し、若い衆から親方はそれをうけとると鼻元で香りを確かめ、ポケットにしまう。
ちょっとしたシーンですが、ハンカチの楽しみを伝える大事なシーン。

身につける香水は時として不用意にひとの鼻についてしまう場合がありますが、ハンカチにつけるリネンウォーターは他の人にはわからない、自分の楽しみ、ちょっとした嗜みのような面白みがあります。

H TOKYOでは選び楽しみを味わっていただきたくたくさんのリネンウォーターをご用意しました。ギフトなどでもちょっとした気が利いていてよいですね。
linenwater.jpg


08/31 22:43 | 小説・映画のハンカチ | CM:0 | TB:0
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