ハンカチを探せ!
インテルのホームページのショートムービーにH TOKYOのハンカチが使われました。

「ROAD TO CLO.」
第一話「不満」

一体どこに?と探すのが、「ウォリーを探せ」のようで、大変難しく面白いです。
私は3回みて発見しました。

スタイリストさんはこのような細かいところまで配慮した服や小物を取り揃えるのですね。
その仕事ぶりに感動、驚きました。

実は私も最近、畏れ多くも別でしている学校関係のイベントでスタイリストさんに入っていただき、基本は私物を中心に小物などをスタイリングしていただきました。現場で予め渡しておいたスーツやシャツがぱりっとしかもやわらかく立体的にプレスされて、ネクタイやチーフなど選んでいただいたものを合わせて舞台に立つと、気持ちが晴れやかに引締まり、すごく気持ちのよいものです。

さてインテルのショートムービーに登場していたハンカチはわかりましたか。
答えはこちら。
課長がにぎっていたピンクのハンカチです。

こちらのショートムービー、人間関係やキャラクター設定がよく出来ていて、みていると結構面白いです。
05/23 00:53 | 小説・映画のハンカチ | CM:0 | TB:0
「ガラスの仮面」
「ガラスの仮面」美内すずえ

皆さん、よくご存知の少女漫画。
さりとて「ガラスの仮面」は少女マンガという枠を超えて、幅広く世間に影響を与えています。
最近では2007年秋に世田谷文学館で「ガラスの仮面」展という展示がありました。

私はそうした世界に全く縁もなかったのですが、この話題にあるときに周辺で異常に盛り上がったことがあり、つい気になって手を出してしまいました。
そてにしてもストーリーが熱い。この異常とさえいえる演じることへの情熱はいったいなんでしょうか。
結構世界にはまってしまいます。

さてハンカチの登場シーンですが、女性の決め細やかなこころ配りや演出で沢山登場します。

ボーイフレンドに借りた本を返しにいった主人公北島マヤは、その彼の家族が、北島マヤが貧しいということを理由に会わせようとしないことを立ち聞きしてしまうシーン。
借りていた物をハンカチの上にのせ、玄関に置いて立ち去る北島マヤ。
ハンカチにのせるという心遣いが女性らしくてよいですね。

また別のシーン。
狼少女役の北島マヤにかまれた速水真澄の腕を気遣って、恋人がハンカチでまくシーン。

嫉妬にくやしがる女の子がハンカチを口でかんでヒステリックな感情を表現するシーン。
現実にこのような動作はみたことがありませんが・・

永遠のライバル、亜弓が風の演技をみにつけるため、ハンカチを取り出し、風の動きをしるシーン。

ここには書ききれないほどハンカチが登場してきますが、女性のハンカチの使いかたに思わず感心してしまいます。
03/03 13:37 | 小説・映画のハンカチ | CM:0 | TB:0
12人の優しい日本人
「十二人の怒れる男」に引き続き、「12人の優しい日本人」
三谷幸喜が「〜怒れる男」をモチーフに脚本した舞台の映画版。
監督中原俊、1991年作品。

日本に陪審員制度があったらという設定で描かれた設定でのストーリー。
優柔不断で、周りの雰囲気に流されやすい日本人の特質、論理的な話し立て、自己表現が苦手な日本人の姿など上手く描き出し、二転三転する審議の行方にひきこまれます。
三谷の作品に頻出する個性的な俳優も味がありよいです。

こうなると本当は舞台がみたかったです。

さて印象的なハンカチの登場シーンは、中村まり子扮するPTA教育ママ的な堅く真面目な陪審員が、他の陪審員にいいこめられて窮するところ。
バッグからそそくさとハンカチを取り出し、鼻の下に手で握りしめたそれをぎゅっと固く押し付けるシーン。感情を押し殺そうとする雰囲気が上手に表現されています。

03/02 07:00 | 小説・映画のハンカチ | CM:0 | TB:0
「広がる霧」
「広がる霧」
1975年 監督:ブジェチスラフ・ポヤル

2006年12月にあったIIDの
「チェコアニメショートフィルムクリスマススペシャルプログラム」で
上映された作品。
http://www.r-school.net/program/event/post_148.html

4人組の子供が学校に向かう途中で霧につつまれて、不思議な家の前にたどり着く。
何とか扉をあけると、そこには化け物の猫がいて、逃げ出す4人組。
学校に遅刻しそうになって慌てていると、象が現れて、学校まで無事に届けてくれる。

ストーリーを書いてしまうとあまりのファンタジーに?という感じですが、さすがチェコアニメ。
ディテイルの子供や動物などの作りこみや動き、そして子供の性格の描写がよくできていて、
おとなでも楽しめます。
ひとりの子供は、4人の中でもどちらかというと弱い立場でありながら、自己の主張も通し、またその性格にユニークさ・愛嬌も与えられているなど、思わず笑ってしまいます。

さてハンカチは以外や子供ではなく、象の鼻の下から出てきます。
子供が一緒に遊んでくれないことがわかり、思わず目から大粒の涙が溢れ出す象。
鼻の下から、ハンカチを取り出し、涙をぬぐいます。

また最後に子供とのお別れのシーン、象は鼻からハンカチを取り出し、子供に向かって振り、さよならを告げます。

チェコアニメは美術性の高さや、ストーリーから大人も楽しめるものが多いです。
まだご覧いただいたことのない方も機会があればぜひどうぞ。

個人的には、こちらの作品が非常によかったです。
「反復」ミハエラ・パヴラートヴァー  *ベルリン国際映画祭アニメ部門金熊賞
「カフェ」パヴェル・コウツキー
01/16 22:02 | 小説・映画のハンカチ | CM:1 | TB:0
「十二人の怒れる男」
「十二人の怒れる男」
1957 シドニールメット監督作品 ヘンリーフォンダ主演

2009年に裁判員制度が導入されるということもあって、裁判の傍聴の人数が増えているそうです。
アメリカは陪審員制度で、制度は異なりますが、この映画はそうした背景もあって非常に旬な映画かもしれません。
「密室劇の金字塔」と評されるだけあり、ほとんどの舞台が討論される部屋のみでありながら、非常に見ごたえがあり、最後まで飽きさせません。

有力な判断材料から有罪判決と圧倒的に全員が考えている中で、唯一ひとりの陪審員(ヘンリーフォンダ)がそれに異を唱える。白熱していく議論の中で、それでも冷静さを保ちながら、有力と思われる証拠や証言に疑問を呈していくヘンリーフォンダに、次第に他の陪審員も賛同するものが増えていき・・・
という内容ですが、詳細はまだご覧いただいていない方のために控えておきます。

さてそんな映画の中で、ハンカチは色々な場面で出てきます。
室内の温度が暑いので、やたらと汗をぬぐっているひと。
風邪をひいていてずっと鼻をかんでいるひと。

ハンカチももつひとによって様々で、ポケットからくしゃくしゃで出てくるひと、折り目正しくもっているひとなど。
ハンカチ一枚でそれぞれの人物の特徴が表象されてくるのも興味深いです。

01/14 21:59 | 小説・映画のハンカチ | CM:1 | TB:0
男はつらいよ・寅次郎相合い傘
ご存知正月映画の定番ですが、実は真面目に最後までみたのは初めて。
ロマンス座というIID(世田谷ものづくり学校)で月に一度行われている映画をとおして地域の高齢者と交流の場をもつ会での上映。
(実は私、この会の幹事をしています)
第7回にもなるこの回は、毎回映画だけでなく、交流会の企画をもって、高齢者と話す機会をもうけています。今回は映画に昭和のニュース映像をみて、話し合うということをしました。チクロという人工甘味料にまつわる食品の安全性の問題など、程度の差はあれ今と変わらないことを繰り返しているのだなぁと勉強になります。

さて「男はつらいよ・寅次郎相合い傘」山田洋次監督も最近のインタビューでもっとも気に入っている作品のひとつとしてあげられていたそうで、大変見ごたえがありました。

1975年作品、主演は渥美清、マドンナは浅丘ルリ子

もっとも感動したのは、やはりタイトルにも出てくる部分。
切り分けたメロンに自分の分がカウントされていなかったことで、怒って出て行ってしまう子供のような寅次郎。その晩雨が降り出し、帰りにリリー(浅岡ルリ子)が雨に濡れないか心配し、傘をもって駅前でまつ。改札には背中をむけ傘をさして立つ寅次郎。やさしさとそれを素直にあらわせない自分とがうまく描かれている。男のいろんな側面がこの場面に凝縮されていて、とても感動的なシーンでした。

さてさてこの映画ではハンカチがいろいろなシーンで登場し、生活に浸透し、舞台小物としても応用範囲のひろいものだと改めて認識しました。その中でも印象的だったハンカチの登場シーン。

1、冒頭の寅次郎の夢のシーン。寅次郎が海賊のキャプテンとなり、実の妹に何十年ぶりかに出会い感激するシーン。涙を拭おうとする寅次郎のハンカチは海賊のひらひらした衣装の袖の下からさっと出てきます。

2、旅先の旅館で窓際の壁によりかかり寝巻き姿で、額の汗を拭うシーン。腹巻の中からハンカチを取り出します。

ハンカチは隠しどころがいっぱいです。
そんなハンカチの登場も大事ですが、ここで伝えきれない映画の魅力がたくさんあります。是非ご鑑賞あれ。
01/31 09:03 | 小説・映画のハンカチ | CM:2 | TB:2
「ユーガットメール」
81-131e.jpg


「ユーガットメール」1998年
ニューヨークを舞台にした、本屋をそれぞれ経営する二人(トム・ハンクス、メグ・ライアン)が商売敵として敵対する一方、ネットでは知らずにメール友達で惹かれあって…という話しです。

トム・ハンクスの子供がくしゃみをしたときに、メグ・ライアンがハンカチを貸してあげるシーンがあります。
お母さんがしてくれた刺繍のイニシャルとマーガレット(正確にはデイジー)のハンカチを大事にしていることを話していました。
ハンカチをさっとさし出すところは、とてもかわいらしい印象的なシーンです。
何かあったときに女性にハンカチを差し出されると男心にぐっとくるものがあります。

アメリカ(ヨーロッパでも)ではハンカチは鼻をかむものとして使われているのですね。

ちなみに自分が一番好きな科白は、メグ・ライアンがトムハンクスの経営する本屋打倒に燃えてボクシングの真似をするシーンでモハメド・アリを形容することば。

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
(Float like a butterfly, sting like a bee)

全く関係ありませんが…


09/21 09:03 | 小説・映画のハンカチ | CM:0 | TB:0
「瀬戸内少年野球団」
引き続き小説、映画に出てくるハンカチの台詞やシーンのご紹介。

先週からお読みいただいた方は、ハンカチ大人度テストをひとつクリアできますね。正直ぜんぜんお披露目する機会がない役に立たない知識ですが…

「瀬戸内少年野球団」は篠田正浩監督。
出演 夏目雅子、郷ひろみ、渡辺謙、伊丹十三、島田伸助、大滝秀治

戦後の淡路島を舞台にした子供達やその周りの大人たち、またその生活風景が描かれた作品。エピソードがたくさんあって、少年の恋や友情、大人の恋愛沙汰、戦後の様子、ひとびとの職業などとても書ききれません。ひとそれぞれ感ずることろは違うと思いますが、引き出しの多いよい作品です。

さてハンカチの登場は、大滝秀治演ずる巡査が自転車で島をまわっているときに、伊丹十三演ずる提督がつりをしているところに声をかけるシーン。巡査が帽子をさっととり、ポケットから出したハンカチで頭のてっぺんをふくところ。
夏場の暑い中、帽子でむれた頭をふくのは、とても気持ちがよさそうです。
できるひとは限られていますが…

チンピラ演ずる島田伸介のポケットチーフも必見。ジャケットに挿されたポケットチーフは飛び出しすぎて下に頭をたれ、その情けなさも見所です。

08/31 09:03 | 小説・映画のハンカチ | CM:0 | TB:0
「サンセット大通り」
昨日に引き続きハンカチが映画や小説の中に出てくるシーンや台詞の紹介です。

「サンセット大通り」ビリーワイルダー監督。
出演グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン。

かつての大女優の愛人として暮らす脚本家と、婚約者のいる映画関係の仕事をしている女性が、一緒に脚本を書き上げる作業をしているうちに心を通わせる。ふたりがもっとも近づくシーンで。

「いい匂いだな」
「新しいシャンプーよ」
「さわやかな香り、洗いたてのハンカチのようだ」

こんな台詞をいえたら素敵です。

洗い立てのハンカチに、リネンウォーターをひとふきし、パリッとアイロンをかけたハンカチをもつのって、本当にきもちよいですよ。

それにしてもグロリア・スワンソンのまさに鬼気迫る演技、ハリウッドの裏を物語に近いキャストを使って徹底的に描いたビリー・ワイルダー監督の手腕。一見の価値ある名作です。
08/30 09:03 | 小説・映画のハンカチ | CM:0 | TB:0
「パン屋再襲撃」
ハンカチが映画や小説の中に出てくるシーンや台詞の紹介です。

短編集「パン屋再襲撃」村上春樹の中の一篇「ファミリー・アフェア」に出てくる一節。

「健全な考えだよ、と僕はハンカチで口を拭きながら思った。」
酒を飲みすぎて吐いてしまってから、妹の婚約者のことばを思い出すシーンで。

兄妹でずっとうまくいっていたのに、妹に婚約者があらわれ、妹との関係がぎくしゃくしてしまう。
兄妹の気持ちのつながり・信頼関係や、環境がかわることにより微妙な感情の変化やすれ違いがあらわされていてとても好きな作品。

食事どきに口を拭うのに、ハンカチがさっと出てくると上品ですね。

08/29 09:03 | 小説・映画のハンカチ | CM:2 | TB:0
template design by takamu
(C) 2006 takamu All Rights Reserved
無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバーFC2ブログ