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日常にひそむハンカチをめぐるストーリー。素材・成り立ち・遊び方まで。
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井伏鱒二の短編の中から「へんろう宿」という一篇。
ある地方の宿に泊まった主人公が、その宿を営む老婆たちの不思議な秘密を知る話。 主人公は、漏れ聞こえてくる音、明かりを防ぐためか、黄変した布団かぶるのに 「私は自分の顔の上にハンカチをかけ、その上にふとんをかけた」 というシーン。 井伏鱒二は間違いなくハンカチをもっていたし、愛好していたに違いない。 9篇の短編の中から、3篇それぞれ違う役割でハンカチが登場します。 H TOKYOではクロスステッチをできるかたを募集しています。
お店では今後クロスステッチによるイニシャルの受注を予定しております。クロスステッチができるかたで、できるだけお店の近くにお住まいのかたが好ましいです。 手の温もりを大事にし、きちんと仕事をしたものを、お店にきてくれる方にご提供したいと考えています。 基本は決められたデザインのイニシャルだけです。 詳細はお問い合わせよりご連絡ください。 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹
前回に引き続き、ハンカチの登場シーン。 ハードボイルド・ワンダーランドから。 「このアパートも決して安全ではないのだ。私の部屋のドアや金庫の鍵を開けることなんてプロの手にかかればハンカチを一枚洗濯するくらいの時間しかかからない。」 村上春樹の特徴的な比喩表現がさえるセンテンス。 さて「ハンカチを一枚洗濯するくらいの時間」とはいかほどか? もちろん実質的に何分かかるかが問題ではなく、それぐらい時間がかからないほどあっという間のという意味で使われているのは重々承知ですが。 むしろそもそもハンカチを洗濯するとは? 毎回手でハンカチを洗う方は少ないとは思いますが、お客様では手巻きのハンカチなどはネットにいれて洗濯されるかたもいるようです。 そうしたハンカチに対する気遣いが大変うれしいです。 手巻きの縫製自体はミシン縫いと比較すると決して強いものではありません。もしほつれたりしたらお送りください。 きちんとお直しします。 自分はというと・・・おはずかしながら洗濯機にそのまま放り込んでいますが、今までのところ問題はありません。 自分の場合手洗いというと、ハンカチは何かの突発的な汚れ、ワインがはねた、お料理の油がはねたなどに対応することが多いですが、そうした処理のあと、やはりハンカチにシミがついてしまうのがしのびなく、すぐにお手洗いなどで簡単にすすいで一次対応しておくことがあります。 そうすると後で洗濯した際に、しみが気にならないですみます。 ハンカチを洗うことはたいして時間はかかりません。 そうしたちょっとしたことの積み重ねが大事かもしれません。 ハンカチ一枚を洗濯するほどの時間・・・ ![]() 以前書いたハンカチを使ったスリ被害にご注意。という記事。 先日、大阪に行った際に撮ったその看板です。 描かれている泥棒は、何かどこかコミカルで、思わず許してしまいそう。 ハンカチを落とすというのもすごく古典的な手法。 手法いかんに関わらず、もちろんハンカチをつかった詐欺は断固反対です。 決して許すわけにはいきません。 最近は振り込め詐欺が横行していますが、以前読んだニュースでは大阪での被害は他と比べると少ないそうです。ボケとつっこみの文化があるからでしょうか。 逆にこのハンカチの詐欺は、大阪人の人の好さ、親切心を逆手にとった巧妙さがあると変に感心してしまいます。だからわざわざ看板をつくるほど、被害があったのでしょうか。 大阪にいくと何かとその親切さを感じます。おせっかいを焼いてくれるというか。 きちんとひとりひとりにおもてなしをし、温かく迎える。ただハンカチを買うのではない。お店でもそんなことを大事にしたいと思います。 ![]() 4月末の話しですが、店長が別で仕事をしているIID 世田谷ものづくり学校。 副校長というよくわからない肩書きで働いていますが、そこで行われた4月29日IID GREEN DAY vol.5でH TOKYOの生地でつくったコースターをフリーマーケットで出店しました。 コースターをつくりはじめたきっかけは、あるとき工場からあがってきたハンカチのダンボールの中に、残った端生地がはいっていたことです。 じっとながめていて、そのままではごみになってしまう、この生地をなんとかできないだろうかと考えたことがはじまりです。ごみになるのかそうでないのかは自分の手にかかっている、そのプレッシャーだか使命感。 コースターを作るには実際、ハンカチをつくるのと同じくらい手間(工賃!)がかかるのですが、いろいろやりくりしながらこつこつとつくっています。いつまでつくれるかは本当のところ自分でもわかりません。それでも捨てられる運命のものが、少しでもひとに喜んでもらえるものになるのは自分としてもとても嬉しいことです。 IID GREEN DAY当日は人だかりができて、真剣に悩んで選んでいるひとびとをみると、ちょっとしたことだけど、地道につくってきてよかったなと感じます。 ささかやだけれど、自分にできること。 ハンカチと一緒にもどってきた端生地を眺めていると、かわいい息子が苦難を乗り越えて帰ってきたようななんだかとても不思議な気持ちに包まれます。 さて、今週はやはり学校のイベントでキャンドルナイトが開催されます。残念ながら300名限定で既に予約が埋まってしまったのですが、周辺のお店にもよびかけをし10店舗ほどが、同様にキャンドルナイトを実施します。よろしければ散歩がてら三宿周辺を歩いてみてください。 ![]() この柄をみると水玉というより、カルピスを思い出す。 自分が小さい頃、お中元で贈られてくるカルピスのむのがうれしくてしょうがなかった。 カルピスは缶ジュースでも飲めるようになったけど、自分好みに水で薄めて飲むのがやはり楽しい。 現在なら、どのミネラルウォーターで割るとおいしいのかを研究したくなるかなぁ。 さてカルピスでつかわれるこの水玉、発売された7月7日の七夕にちなんで、天の川、銀河の群星をイメージしているそう。 もうひとつ、この柄をみていて思い出すのは手ぬぐいの豆絞り。 現在、実際に豆絞りの技術で手ぬぐいを使っているところはほとんどないようですが、機械できれいにプリントされている水玉より、ひとうひとつの豆がときたまにじんでぼやけている豆絞りの方が愛嬌があってよいです。 この水玉は、そうした日本の文化というか小さい頃の個人的な思い出を感じさせて妙に親しみがもてます。 関係ありませんがカルピスの「初恋の味」というキャッチフレーズも好きです… |
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