|
日常にひそむハンカチをめぐるストーリー。素材・成り立ち・遊び方まで。
|
|
![]() 『てぶくろをかいに』というのは小さいころ読んだ童話で、こぎつねが大変な思いをして手袋を買いにいく話しだった。 少し肌寒くなった最近、どうもこのとき読んだ本の感触を思い出す。 ハンカチを買いに、大の大人が出かけていく。 決して便利な場所にあるわけではない。 渋谷とか、銀座ではない。 三軒茶屋、池尻大橋から徒歩15分くらいかかる。 インターネットで買うこともできる。 インターネットで買ってくれていたお店までお客様がきてくれて、ちょっと遠いのではないかと意見をさしのべてくれた。 わざわざどうして三宿という土地にお店をだしたのだろう。 理由はいくつかある。そのいくつか。 ひとつはネットでハンカチを扱っていて感じる矛盾。 自分は生地が好きだ。 だから自分であれば実物に触りたい。実物をみたい。 生地が好きな人をみるとすぐわかる。じっとハンカチを行ったり来たりしてい見ている。 隣のラーメン屋の青年もそうだ。休み時間にお店に来て生地の話をしているときの顔が幸せそのものだ。 三宿は駅からちょっと離れているが個性的なよいお店がいっぱいある。 目の前は世田谷公園だ。 自転車で川崎からきてくれたお客さんがいる。 三重県から会いにきてくれたひとがいる。 たぶん自分はストーリーが好きなのだろう。 今度の休日はハンカチを買いに行く。電車に乗って、道をあるいて、季節を肌で感じて、面白そうな店をのぞきながら、お目当ての店にいく。 たいしたお店ではありませんが、時には飲み物も出しますので、どうぞごゆっくりしていってください。 * コメント *
ひとにはいろんな想い出があります。そんな想い出を分けていただいてありがとうございます。
パートナーができたときには、ぜひハンカチをさしあげてください。きっと何かあったときに、やさしく差し出してくれますよ。 先日,引越しをした後15年以上も訪れていなかった場所へ友人と行ってきました.商店街を歩き,当時とは違う店の間に見知った店を見つけるとうれしいものです.
当時の通学路を歩く途中,ある家の前を通りかかりました.同じクラスになった時は,苦手で嫌いな人.気がつけば想いをよせる相手となっていた人の家.卒業式の日,すぐに教室から出て行ってしまい,お別れの挨拶さえもできなかった彼.1年間の大半を,私は彼の隣の席に座っていた気がします. 長年思い出すこともなかった人なのに,懐かしさのあまり,涙がこぼれそうになりました. そして,そのような気持ちになっている私の隣で,「学生時代,この家に遊びに来たことがある」と笑顔の友人. かなりの衝撃で,心の中は悲しみの涙でいっぱいでした. 自分の中では遠い記憶の人なのに…人の心とは不思議なものですね.きっと彼の記憶の中に,私のことは残ってないと思います. こちらのお店には,様々な涙を優しくつつんでくれそうな,そんなハンカチがたくさんあるように思えます.いつかパートナーができた時,こちらのハンカチをプレゼントしようと思います.何かの時には,そっと優しく差し出してくれるような相手だと良いのですが… http://htokyo.blog70.fc2.com/tb.php/71-c6fa9657 * トラックバック *
|
|